セゴビア

ローマ水道橋と「白雪姫城」を目印に

催行ツアー

イベリアエでは、セゴビアにおいて下記のツアーを企画・手配・案内しております。もちろん、ツアー内容の一部を変更したり、またはほかのサービスを追加したりすることも可能ですので、ご希望やニーズに応じてあなただけに適したツアーを作るのはとても簡単!「お問い合わせ」を選択してお気軽にご相談ください!

セゴビア市内観光


「石の舟」という名前でも知られているセゴビアは非常に長い歴史を誇る古都です。そのモニュメント中でも、ローマ水道橋、大聖堂、そしてアルカサル(王城)はこの町の3つの宝と言えるでしょう。ディズニーの白雪姫城のモデルであったアルカサルを船首に、ゴシック様式の優雅なカテドラルをメインマストに、そして古代ローマの高度な技術が伺える水道橋を船尾のもやい網に、スペイン人公認ガイドの私とご一緒に見立ててみませんか?

セゴビアは過ぎ去った繁栄時代の輝きを見せるだけでなく、今も活気に満ちた町です。その魂は、石の中に、夕暮れの静寂の中に、そして昼間の喧騒の中に脈打ちます。イベリアエとなら、旅行会社のパックでは訪れないアルカサルの内部だけでなく、見なければセゴビアに来た意味がないアルカサルのすばらしい全景もじっくりと見学していただけます!

ツアーの所要時間について

旅行会社がオプショナルツアーとして提供する市内半日観光の所要時間のほとんどは3~4時間です。ただし、これはあくまでも往復を含めた所要時間ですので、実際に観光できるのは極めて短い時間です。

例えば、セゴビア市内観光の所要時間は4時間の場合、路線バスで往復するだけで2時間もかかります。そのため、セゴビアを観光できる時間は1時間30分に至らないことが多いです。旅行会社のパンフレットは、ご自分でお確かめください。

一方、イベリアエでは、お客様のご満足を何よりも大切にしているし、ゆとりをもってスペインを堪能していただきたい。そのため、イベリアエのサービスの所要時間は、往復を除いた、実際に観光をしていただける時間です。しかも、所要時間が過ぎた場合、旅行会社みたいに「超過時間追加料金」や「夜間追加料金」は、絶対に請求しません!

長距離高速列車「AVE」よりも、路線バス!

快適で安全な路線バスで移動しましょう!

快適な路線バスなら、マドリード市内からセゴビアの旧市街まで簡単に行けます!


イベリアエのセゴビア市内観光では、交通手段としていつも路線バスを利用しています。実は、スペインの新幹線「AVE」の方が所要時間が短い(30分ほど)。ですが、「AVE」の駅はセゴビアの郊外(市内から約7キロも離れた所)に位置しているので、そこからタクシーまたはバスを使うことになってしまいます・・・

一方、マドリードからの路線バスは、所要時間が55分ほどです。しかも、終点はセゴビアの中心地にあるバスターミナル!イベリアエで利用している路線バスは、冷房・暖房や無線などの設備も備えているので、カスティーリャ地方の景色を観ながら快適な移動を楽んでいただけます。また、路線バスは、値段的にもお得だし、チケットは手数料無し、当方で手配できます!


ローマ水道橋

ローマの高度な技術を伝える水道橋

接合剤が一切使われていないことところにもローマ時代の高度な土木技術が伺われる


世界でローマ時代の建築物が完全な姿で残っているのは唯一、花崗岩の切石でできているこのセゴビアの水道橋!このモニュメントこそ、最も古く壮大なセゴビアの歴史の証人であり、あらゆる出来事を乗り越えてきた。


サン・ミジャン教会

ロマネスク様式の原形的な教会

大規模なサン・ミジャン教会は、市内では他に例がないイスラム風の煉瓦造りの丸天井を誇る


水道橋、カテドラル、アルカサルに加えて、多数のロマネスクの教会もセゴビアの宝といえるでしょう。30軒に至った教会の内、18軒が現存しているが、ハカの大聖堂の影響を受けたサン・ミジャン教会が特に注意に値する。セゴビア市内観光をしながら、ヨーロッパ最古の共通建築様式ロマネスクを楽しみましょう!


サン・マルティン広場

壮大な姿を誇るサン・マルティン教会

サン・マルティン教会の柱頭には、今も聖書のエピソードが見事に刻まれている


中世都市の中心まで足を運ぶと、メディーナ・デル・カンポ広場の入り口、ロマネスクのサン・マルティン協会の横に、皇帝カルロス1世に立ち向かい命を落とした英雄、フアン・ブラボの彫像が置かれている。昔の趣が漂うこの広場には、ロソージャの塔、フアン・ブラボの家と呼ばれる邸宅、メヒア・トバール邸など、いくつも貴族の邸宅が並ぶ。


仔豚の丸焼き

セゴビアの名物料理、仔豚の丸焼き

仔豚の丸焼きを3時間以上かけて焼き上げると、皮はパリパリ、肉はジューシー!


セゴビアの料理を語るにはまず、仔豚の丸焼きを挙げなければならない。でも、字に注意しましょう!セゴビアの名物料理は「子豚の丸焼き」でなく、「仔豚の丸焼き」!ご存知でしたか?人生後3週間までのものは「仔豚」と書き、その名声の秘密は、牧草で育った動物そのものの良さにある。それに加えて、自然の香草と塩で味付けし、炭火で焼いている点も美味しさの理由である。偏がつくだけで味が全然違います!一方、人生後3週間以上経ったものは「子豚」と書き、お肉がどんどん固くなっていくので、窯焼きで焼いてもあんまりジューシーでなく、そんなに美味しくない。一文字だけで美味しさがこんなに変わるなんて、ビックリ!

イベリアエでは、カスティーリャ王国の宮廷調理師として代々活躍してきたレストランもご紹介できるので、ご希望さえあれば、最高においしい仔豚の丸焼きをお召し上がりいただけます!


セゴビア大聖堂

貴婦人に例えられるエレガントな姿

優実な姿を見せびらかすセゴビア大聖堂は、数多いヨーロッパの大聖堂のなかでも、「大聖堂の貴婦人」を名付けられている


水道橋がキリスト教以前の世界を代表するとすれば、大聖堂はキリスト教世界の大京ともいえるだろう。1520年に「コムニダーデス戦争」が始まり、反王権側は古い大聖堂に立て籠もり、王権側はアルカサルに立て籠もった。結果は古い大聖堂の破壊!戦争が終わった後、セゴビアの最も絢爛豪華な建築物の一つ、現在のカテドラルが造られ、今日まで至っている訳です。被昇天の聖母とセゴビアの守護聖人である聖フルートスが祀られるこのカテドラルは、スペイン最後のゴシック建築である。聖堂内には20の礼拝堂が並び、貴重な絵画や彫刻作品で飾られている。


ポンチェ

修道院レシピーで作られたポンチェ

セゴビアの名物菓子であるポンチェは、甘党の方が市内観光に欠かせないものです


セゴビアのデザートといえば、「ポンチェ・セゴビアノ」と呼ばれる、卵の黄身、マジパン、カスタードクリームでできたスポンジケーキ。セゴビアのお菓子は、中世時代の修道院がその発祥の地であり、ほんの少し前までは、ドメニコ会の卵の黄身のお菓子、サン・アントニオ・エル・レアルのロスキージャス(揚げクッキー)やサンタ・イサベル修道院のスポンジケーキが有名であったが、これらの伝統銘菓は、残念なことに、今日、陰を消そうとしている。ただし、幸運なことにイベリアエではサンタ・イサベル修道院のポンチェのレシピをそのまま受け継ぎ、伝統的なお菓子を作っている店舗をご紹介している!


アルカサル(王城)

おとぎ話の白雪姫城、王城アルカサル

ディズニー映画「白雪姫」の城のモデルとして知られるアルカサルの姿は、北に流れるエレスマ川を挟んだ所あたりから望むのが美しい


水道橋、大聖堂と並び、セゴビアを代表する景観の一つとして挙げられるのが、王城アルカサル。それは、セゴビアの紺碧の空を背景に、エレスマ川とクラモレス川が合流する渓谷の上にそびえる大きな船の船首像のように見える。ただし、パック旅行でセゴビアを訪れても、この絶景もアルカサルの中も堪能することができない!

一方、イベリアエでは、旅はゆっくり楽しむものだと固く信じているので、セゴビア市内観光には、時間をかけて王城の内部も全景もじっくり堪能していただけます。


イサベル1世宮廷の中心

玉座の間は、カスティーリャ王国の宮廷が置かれたところ。天蓋にはカトリック両王の有名な標語が刺繍されている


イベリアエのセゴビア市内観光なら、ディズニー映画の「白雪姫」のお城のモデルとして使われたアルカサル王城をじっくりと見学していただける。内部には「玉座の間」や「諸王の間」など、スペイン歴史においてとてつもない深い影響を与えたカトリック両王が主役を演じた有名なエピソードの舞台となった広間もある!


注意事項

ツアー内容に記載されている情報はあくまでもご参考までです。当社はなるべく記載通りのサービスを提供するように常に努めていますが、美術館、店舗、交通機関などといった第三者の事情や現地の状況の影響により、やむを得ずサービスの内容・日程・時刻が変更することがあります。そのため、お客様の解釈の見解の相違が生じることも考えられます。ご了承ください。


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基礎知識

伝説の霧に包まれた起源の古都


セゴビアは、マドリードから北西へ約90キロ、グアダラマ山脈の向こう側、長い岩の上に位置している世界遺産の町。伝説によれば、セゴビアは紀元前1076年に箱船を作ったノアの子曹孫、エジプトのヘラクレスによって建てられたという。しかし確かなことは、そこにイベロ族の人が住んでいたということである。今から2000年前のローマ人の到来とともに、セゴビアは歴史にその名を現し始めた。それ以前に砦を築いていたイベロ族は激しく抵抗したが、最終的にローマの壮大な軍事力の前に敗北した。この都市を占領したローマ人は多数の神殿を建てたことから、当時すでに非常に有名だったと想像できます。セゴビアのシンボルである水道橋は、町の最も古いモニュメントで二千年も前にローマ帝国の人々が当時の高度な技術を駆使して築いたものです。



ロマネスク様式の宝庫、セゴビア


ローマの自由都市であったセゴビアは、西方ローマ帝国滅亡後、5世紀後半に西ゴート王国のレオビヒルド王によって完全に征服された。西ゴート時代にセゴビアは司教座都市であったが、当時のものとしては近郊の墓地とそこから出土した銅のブローチしか残っていない。8世紀の初頭にイベリアエ半島に侵略し、西ゴート族を全滅させたイスラム人の支配期もまた短く、カリフ様式の柱頭を持つ柱が現存しているのみです。長い間、都市があった岩壁は無人化したが、1088年、アルフォンソ6世の軍隊はセゴビアを奪還して、再植民が始まった。荒れ果てた岩に活気が戻り、教会、塔のある宮殿、上流階級の家が建てられた。ロマネスク様式の教会だけで30軒近く建てられ、その内20軒という驚くべき多い軒数が現存し、大部分は今も信仰の場所とsて昨日している。



おとぎ話の雰囲気が漂う要塞都市


カスティーリャ地方の荒涼とした、海抜1000メートルの高地に囲まれているセゴビアは、広々とした神秘的な雰囲気が漂う古都。町の最も有名なモニュメントのなかでも、ディズニー映画「白雪姫」の城のモデルとなったアルカサルは見応えある。カスティーリャ地方の寂寞とした風景のなかに優雅な姿を見せるこの城は、2つの川が交わる断崖絶壁の上にそびえ、統一国家を遂げたカトリック両王のイサベル女王が1474年に即位宣言をした舞台として知られている。

サービス

ご希望の美術館、料理、ショー、ショッピングやお祭りは上のツアーに含まれていなかった?大丈夫ですよ!セゴビアでは、次の観光要素もご案内していますので、お気に入りのものをツアーに入れ替えたり、追加したりしましょう!また、ニーズに会わせてご自分に適したツアーをゼロから作り上げていただくのも OK!ご不明なところがあれば、お気軽にお尋ねください!

市内観光

歴史豊かな文化遺産

セゴビア全景

世界文化遺産

おとぎ話の中世都市セゴビア

セゴビアの最も高い塔に上がると、おとぎ話のような壮大な風景が目の前に広がる

フアン2世の塔の152の段階を上がって、頂点に辿りつくと、目の前に広がる360度の印象的なセゴビア全景に圧倒される。ここからは、セゴビアの北を流れるエレスマ川と南を流れるクラモレス川のみならず、この2つの川が交わる断崖絶壁の上にそびえる王城アルカサル、城壁に囲まれたセゴビアの町、大聖堂の高い塔、息を飲ませるグアダラマ山脈の壮麗な風景や延々と続くカスティーリャ地方の地平線も見られる!

ローマ水道橋

世界文化遺産

ローマの高度な技術を伝える水道橋

接合剤が一切使われていないところにもローマ時代の高度な土木技術が伺われる

紀元1世紀にローマ人によって造られたセゴビアの水道橋は、世界で最も保存状態がよい古代ローマ時代の水道橋と同時にこの町のシンボルである。全長728m、アソゲホ広場のところが一番高く、約30mもある。現在水は流れていないが、20世紀半ばまでセゴビアの北約18kmのフエンフリア水源から水を引いていた。1884年までそのまま使われていたが、1928年からは溝に水道管が設置され、現在も町に水を供給している。


光と影と遊ぶ西日を浴びる水道橋

ある伝説によればセゴビアの水道橋は人間の手ではなく、悪魔の手によって造られたという

セゴビアの最も古いモニュメントである水道橋は、驚くことに122の柱と166のアーチの構成する2万個以上の花崗岩のブロックがセメントや漆喰などの接合剤を一切使わず、巧みに積み上げていく方法で建造されているということです。道理で、高度な技術が駆使されたローマ時代の建築物のなかでも芸術的にも技術的にも最も優れているモニュメントのひとつとして賞賛されている。


アルカサル(王城)

世界文化遺産

おとぎ話の白雪姫城、王城アルカサル

ディズニー映画「白雪姫」の城のモデルとして知られるアルカサルは、北に流れるエレスマ川を挟んだ所あたりから望む姿が美しい

ディズニー映画「白雪姫」の城のモデルとなったところ。11世紀にアルフォンソ6世がモーロ人の技術を利用して築城。簡素な城を15世紀前半に改築し、文化の中心地としたのはイサベル王女の父フアン2世だ。その後も歴代王が手を加えてきたが、19世紀末期に大火で被害を受け、1940年にようやく修復された。城内は広く、ムデハル様式の玉座の間、祭壇中央の飾り衝立が美しい礼拝堂、塔の上にある展望台などを見学できる。


旧宮殿広間の甲冑

諸王ゆかりの武器や調度品が、城の歴史の奥行きを物語っている

アルカサルは12世紀から13世紀にかけて、それ以前に存在していた要塞の上に建設された。もとにあった要塞については、ケルト人の砦が後にローマ人の手で城塞となったという説がある。1122年と1185年にすでに文献に現れ、賢王アルフォンソ10世は1258年と1278年にここで宮廷を開いている。アルフォンソ10世は1262年の火災の後に、アルカサルを改築するように命じ、塔のひとつに天体観測所を設置した。1764年、カルロス3世はスペイン初の軍事アカデミー、王立砲兵学校をアルカサルに置いた。


玉座の間のムデハル様式の寄木細工

アルカサルの各広場は、天井がムデハル様式の壮麗な格天井や石膏細工で装飾されている

長い歴史を通じて、アルカサルは重要な出来事の証人となり、その主役にもなった。ここで多くの王や王子が誕生し、聖王フェルナンド3世、賢王アルフォンソ10世、フアン2世、エンリケ4世、カトリック両王やフェリペ2世が長い間滞在した。祝祭や騎馬試合が行われ、王家の婚儀がとり行われたこともある。例えば、1570年11月、フェリペ2世は、4番目の王妃、アナ・デ・アウストリアとここで結婚した。


イサベル1世宮廷の中心

玉座の間は、カスティーリャ王国の宮廷が置かれたところ。天蓋にはカトリック両王の有名な標語が刺繍されている

堂々とした優実な姿を特徴とするアルカサルの歴史の転機となった事件を2つ挙げると、コムネロスの軍とカルロス5世派の間の戦い、そして多くの戦死者を出した1808年のナポレオン軍侵攻に対するレジスタンスだろう。どちらの戦いでの、アルカサルは難攻不落の要塞としての性格を発揮して重要な役割を果たした。


セゴビア大聖堂

世界文化遺産

貴婦人に例えられるエレガントな姿

優実な姿を見せびらかすセゴビア大聖堂は、数多いヨーロッパの大聖堂のなかでも、「大聖堂の貴婦人」を名付けられている

1520年のコムネロスの乱で大聖堂が破壊された後、1525年に建設が始まり、1768年に完成したゴシック様式の大聖堂。貴婦人がスカートを広げたような丸天井の優美なシルエットから、今も「大聖堂の貴婦人」と呼ばれている。緻密な装飾で縁取られた鉄柵で囲まれた各礼拝堂には、絵画と彫刻の傑作が飾られている。聖歌隊壇には繊細な浮き彫りが特徴のプラテレスコ様式の楽譜代がある。すばらしいステンドグラスの多くは17世紀のものだが、一部はフランドル派の作。


絢爛豪華な装飾を誇る内装

セゴビア大聖堂に入ると、まず目を引くのはゴシック様式が可能にする広々とした明るい空間

奥行き105m、幅50m、塔の高さ88mと、大規模を誇るセゴビア大聖堂。中庭に出られる回廊は15世紀にアルカサルの前にあった旧カテドラルから移されたもの。付属の美術館にはタペストリーや金銀細工などが納められているが、特に目立つのは金と銀の光がまばゆい、聖櫃を載せた山車。17世紀に造られたもので、毎年聖体祭りには町を練り歩く。また、法王の財宝や象牙でできたキリストの磔刑像も展示されている。


サン・ミジャン教会

世界文化遺産

ロマネスク様式の原形的な教会

大規模なサン・ミジャン教会は、市内では他に例がないイスラム風の煉瓦造りの丸天井を誇る

12世紀に建造されたサン・ミジャン教会は、カスティーリャ王国のロマネスク様式の原形として、教科書にも挙げられる建造物。以前あったモサラベ寺院から残された塔は、その後改築されている。セゴビアの教会建築スタイルの最大の特徴的な点とは、グアダラマ山脈から吹き下ろす冷たい風から身を守るのに役立つ前廊や屋根付の柱廊。前廊の柱頭こぞがこの教会の最大の見どころで、そこに刻まれた人物や動物は生き生きと描かれ、今にも飛び出さんばかりだ。

サン・マルティン広場

世界文化遺産

優雅な姿を誇るサン・マルティン教会

サン・マルティン教会の柱頭には、今も聖書のエピソードが見事に刻まれている

中世にセゴビアの中心を占めていたサン・マルティン広場は、14〜15世紀の貴族の邸宅に囲まれた洗練された空間。ここに1103年の文書にすでに記されており、セゴビア最古の教会であるロマネスク様式のサン・マルティン教会が堂々建っている。円柱の並ぶ前廊とムデハル様式の鐘楼が特徴だ。また、彫刻や絵画コレクションも観られるが、特に彫刻の巨匠グレゴリオ・フェルナンデスの「死せるキリスト」が注目に 値する。


さまざまな名前で知られる広場

この広場は、「人魚広場」と呼ばれることもあるが、この名前の由来はどこにあるでしょう?

広場の中心に建つのは、1520年に神聖ローマ帝国の皇帝カルロス5世の絶対主義に抗して反乱を起こし、セゴビアで処刑されたカスティーリャ王国の英雄、フアン・ブラボの像。カスティーリャ地方に起きた反乱で活躍した彼の凛々しい像のみならず、ギリシャ神話の中に登場するサイレンの石像も2体飾られているこの広場には、カスティーリャ王国の素朴な趣が今も漂う。この広場に面しているのは、「15世紀の邸宅」という名前で知られる館。裏づけがないのですが、ここがフアン・ブラボの所有物であったといわれている。


カサ・デ・ロス・ピコス

世界文化遺産

旧市街にあるカサ・デ・ロス・ピコス

ファサードに目を引く装飾を見せびらかすこの館については、今も伝説が数多く残っている

貴族の館が数多く残るセゴビアのなかでも、15世紀の「かさ・デ・ロス・ピコス」(角状の装飾)が有名だ。その名はファサードを彩る角状の装飾(「ピコス」とはスペイン語で先のとがったものの意)に由来する。それもそのはず、ダイヤモンドの先端の様な三角の装飾がポコポコ壁面いっぱいを覆っている面白い建物。角の数は365個、つまり1年の日数分に当たる。現在は展示会などの会場として使用されることが多い。


伝説のひとつの主役を演じる角状

元の主であったユダヤ人の宝物が角状の装飾のひとつに隠されているいう伝説がある

カサ・デ・ロス・ピコスは、元は裕福なユダヤ人の家だったが、彼は1492年にカトリックに改宗することを拒み、カトリック両王による追放令を受けて家を手放さざるを得なかった。この家は「ユダヤ人の家」と呼ばれ続けていたため、新しい主は名前を変えるためにファサードを石造りの角で覆うように命じたという。


サン・エステバン教会

世界文化遺産

スペインの文化財に登録された塔

サン・エステバン教会の有名な塔は1896年からスペインの重要文化財として登録されている

同名の広場にあるサン・エステバン教会は、建築当時の原形を留めているのは塔と柱廊式玄関だけであるが、それだけにしても見事な教会です。13世紀に建てられたロマネスク様式のこの教会は、心廊と同じ高さの柱基からそびえる、高さ53mの6層の塔が何よりの特徴。塔には2連のアーチが廻らされ各層4面に繊細な刻み細工が施されている。その美しさは「ビザンチン様式の塔の女王」と賛美されている。


素朴なロマネスク様式の「石の聖書」

サン・エステバンの柱頭には、旧約聖書の重要なエピソードが細かいロマネスク様式で見事に表現されている!

ロマネスク様式の他の教会と同様に、サン・エステバン教会の柱頭にも「石の聖書」という名前で知られるレリーフ群が施されている。ヨーロッパ中世時代においては、一般人のほとんどは読み書きができなかったので、司祭は信者たちに聖書に出てくるエピソードを分からせるために、創作活動に励む彫刻家を雇用して各エピソードの内容を柱廊の柱頭に生き生きと掘り込ませたのです。


ベラ・クルス教会

世界文化遺産

世界に3軒しかない12角形の教会

ベラ・クルス教会のなかに騎士たちが騎士に叙任される前夜に武器を置いて終夜礼拝を捧げた中央壁がん(壁のくぼみ)がある

世界にはほんの少数しか現存しない、テンプル騎士団が造った12角形の教会。このタイプの建物は初期キリスト教会におけるローマの洗礼堂に多く見られ、パレスチナの十字軍遠征を機に創設された様々な騎士団が、エルサレムの岩のモスクや聖墳墓教会を真似て建設した教会にも多くの例が見られる。この建物の中では、聖十字架の聖遺物が何世紀にもわたり祀られていた「リガヌム・クルシス(十字架の木)礼拝堂」が秀でており、石に彫られたロマネスク様式の聖像「平和の聖母」や13世紀の「磔刑キリスト」がある。

死せる女性(神秘の山)


多くの伝説の起原となった神秘の山

「横たわる女性」とも呼ばれるこの山脈は、セゴビアとマドリードの間を走る自然の区切りとなっている

標高2000m以上ある「死せる女性」山脈は、セゴビアの展望台に上がり、特定の角度から望むと、この山脈はまさに横たわった女性のシルエットのように見える。伝説によると、昔2人の騎士が綺麗な貴婦人の愛を求め、闘いを挑んだという。貴婦人は命がけの戦いを止めようと、剣を振るう2人の騎士の間に入り、心を突かれてしまった。その夜、山に凄まじい嵐が吹いた。翌日、空が晴れた頃には、貴婦人の遺体は消えていたが、その代わりに山は殺された貴婦人の姿になっていたという。


郷土料理

伝統ある老舗の趣

仔豚の丸焼き


セゴビアの名物料理、仔豚の丸焼き

生後3週間までの仔豚を3時間以上かけて焼き上げると、皮はパリパリ、肉はジューシー!

セゴビアの料理を語るにはまず、仔豚の丸焼きを挙げなければならない。その名声の秘密は、自然の牧草で育った動物そのものの良さにある。それに加え、自然の香草と塩で味付けし、炭火で焼いている点もおいしさの理由である。しかも、イベリアエでご案内しているレストランは、大人数で注文したときには皿で切り分けるパフォーマンスが見られる!


カスティリャ風スープ


アツアツをいただきましょう!

スペインの地方によって生ハムの代わりにチリソが入っていることもある

スペイン中央部の高原地帯を歩き回るカスティーリャの羊飼いは、冬の寒さに備えて、スタミナたっぷり蓄えるこのスープを昔から好んで食べる。生ハムとニンニクをオリーブ油で炒め、乾燥したパンを煮込んで、最後に卵を落とし、卵が半熱になったところで、アツアツをいただくのはポイント!

ポンチェ


修道院レシピーで作られたポンチェ

セゴビアの名物菓子であるポンチェは、甘党の方が市内観光に欠かせないものです

カスティーリャ王国の修道院を発祥地とするセゴビア銘菓のポンチェは、柔らかいスポンジ生地でシロップとカスタードクリームを挟み、上に卵の黄身とマサパンと呼ばれるアーモンドと砂糖を練った生地を薄くのせて飾り付けられたものです。イベリアエでご紹介しているお店は、サンタ・イサベル修道院の伝統的なレシピーに従ってポンチェを作っているので、セゴビアの中でもまた一段と格別の味わいです!


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セゴビアで楽しんでいただけるサービスのなかにお気に入りのものがありましたか?イベリアエでは、セゴビアのみならず、ほかの町もご案内しています。下の画像を選択してゆっくりご参照ください!